パイパティローマ
南波照間のことだそうだ
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映画、サウスバウンドを見てきた。
武蔵野ミューで見たわけであるが、そこへ行く途中、奥多摩街道でポニーを散歩させる女性に出会った。
運転中であったので写真は撮れなかったが東京でポニーの散歩なんて今後一生見ないだろう。
そのとき見たポニーとそっくりなポニーの動くおもちゃが、サウスバウンドの母親役、元過激派活動家天海祐希の裕福な実家のシーンで出てきた。
(私が本物のポニーを見たことは映画とはまったく関係ないが何かそのシーンでは笑ってしまった。)

舞台が私の大好きな西表島ということで見てみたのだが、この映画は中途半端で落ち(救い)がない感じだった。一家で沖縄に移住するとき、チェゲバラの肖像がかかった東京の喫茶店はどうしたの?パイパティローマって何?という疑問が渦巻いて釈然としなかった。原作のほうが納得できる内容だそうです。

つまらない映画と一言で言ってしまえばそれまでだけれど、芝生の小学校や海の色、サトウキビ、ゴーヤなど沖縄の景色、食べ物や方言がなつかしく、最近テレ朝の金曜夜ドラマ『モップガール』で面白さ、演技力のあるところを見せてくれている北川景子、駐在さん役の松山ケンイチなどが良かった。
映画に出てきたスーパーは平良商店だったが、西表にはスーパー『星の砂』があり、マスクから赤米まで何でも売っていた。