きのう、WBSで買いたい価格売りたい価格とか言う特集をしていて最後のほうに住宅を買った人が住宅診断会社に20万円払って家を点検してもらい、断熱材が入っていないのを発見してもらって買った工務店に苦情を言ったら無償で断熱材を入れなおしてもらったって例を紹介していた。

なんかこのニュースおかしい。
だって普通買う前に調べないのかな。
なぜ一生に一度あるかないかの大きな買い物なのに調べずに買うんだろう。
この点がひとつ。
また、断熱材を入れなおすには仕上げをはがして工事しなおすという非常に時間と手間のかかる作業が想定されるわけだが、すんなり工務店が無償修理を承諾した点が不思議。
こういうのって訴訟になりがちだよね。

住友不動産では耐震強度の足りない物件を「新耐震基準に基づく安心設計」って宣言して売ってたらしい。
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20061226&j=0022&k=200612265268

不動産などの大きな買い物って普段しないし消費者も適正価格がどうなのか情報を持っていないのでついローン支払額とかそういった面のみに目を向けてしまい肝心の物件審査能力を失っているのではないだろうか。

欠陥住宅や不当に高い不動産物件をなくすには消費者が正しい目を持って適正でないと思われるものは買わないことだ。ってどこかに書いてあった。

場当たり的なうわべだけの取材でなく、テレビ東京は、報道機関として消費者が苦手な部分もきちんと取材してほしい。
大量保有株主のあの人糸山英太郎氏はそこのところどう思ってるんだろうか(w
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2006/1214.html