今日は露口さんがお休みの日なので株価低迷。
今朝のメルマガでフィスコの黒岩さんが長期金利上昇による株価暴落を予見されていたとおりの展開となった。
黒岩恐るべし。

スクエニFF12発売日なのに振るわず。
古門さんがフル稼働してくれないと困りますぅ。

日経CNBC パワートーク(再放送 3月16日(木)17:14-17:30
3月20日(土)20:00-20:50)
3月15日(水)
「対米黒字がデフレの原因だ!」
経済同友会副代表幹事 三國 陽夫

日銀が量的金融緩和政策の解除を決め、日本経済はデフレ脱却に向けて進んでいるが、果たしてデフレ脱却は可能か。デフレの原因が対米黒字だとする三国氏が持論を展開する。

今日は、アメリカの貿易赤字と円ドル相場について興味深い解説が聞けた。
現在のアメリカと日本の関係はかつてのイギリスとインドの関係になぞらえられるということだ。
宗主国イギリスに綿花や紅茶を輸出していたインドはポンドで売ってポンドで料金を受け取りそのポンドを蓄えていたのでルピーの価値はさっぱり上がらずイギリスが潤ってもインドの所得水準は上がらなかった。という図式がそのままアメリカと日本に置き換えられるそうだ。

アメリカは貿易赤字があっても日本がせっせとドルを買ってくれるので(円、変動相場制開始->プラザ合意以降の円高ドル安基調)まったく困っていないばかりでなく、借金をしてもどんどんドルが増えて行き、むしろ赤字になったほうが生活水準が上がるのだそうだ。

逆に日本は貿易黒字でも国内にドルの準備高が膨大にあるのでちっとも国民は豊かになれない。

この状況を打破するためには相対的な円安を、為替介入に頼るのではなく、輸入を増やす方向で目指して行くことが必要だとのことだ。
しかし、アメリカの保護主義的勢力がドル安を望んでおり、日本としては金利先高感の上に円高というシナリオは好ましくないのに、なぜかドル弱含みのここ2,3日である。

金利上昇を日銀の福井総裁は2%くらいまでならという姿勢でむしろ歓迎しているようだが、そこで止まるような都合のいいはなしは過去の経験からありえないのではないだろうか。

バブルは再燃しないほうがいいにきまっているが、ひたすら高金利下の資産デフレなんてことになったら、うーむ、きっと経済が不活性化すると思うよ。(;´Д`)