http://www.whitney.org/jacoblawrence/art/discrimination.html


この絵は discriminationという題だがはっきりと区切られた仕切りが中心で絵を分断している。

今の日本でははっきりとした区別はないにせよ目に見えない境界が生まれている
境界というか壁というか、
都心と田舎であったり海と山であったり
都心回帰はまだまだ続き都市に投資したほうが労働生産性は向上するときのうの日経新聞に出てたがREITを扱う投資法人外資系のエリートが殺されたのは殺伐とした格差社会から湧き上がってきた軋轢が表象化して起った事件であるとも取れる。

来週にも日銀の金融政策決定会合で利上げがきまると折り込み済みだったとはいえ金利差で収益を上げているREITにはそのまま収益減少として響いてくる。
担当者が金利上昇をどのようにヘッジするかを模索する中新聞は執拗に都心回帰を煽る。バブル(まさか再来はなかろう。っていうかイヤ)の萌芽?が無気味にうごいている
まるで格差を助長しているかのように。

私も都心には憧れるが、ユニバーサルな、どこに住んでても同じように生きられるよのなかのほうが自然ではないだろうかと思う。補助金ばら撒きで地方を無意味に重視するのではなく文化の交流や情報流通の高速化による利便性向上など、それほど予算をかけなくても出来そう。

1月12日付けの日経新聞では丹羽さんも文化におけるクールジャパンという言葉を使って日本の生き残り方について論じておられた。